시나브로(シナブロ)。知らないうちに、少しずつ。

雪がそうします。子どもがそうです。誰かを好きになるのも。

気づかなかったということが、この言葉の中に入っています。シナブロだと言えるのは、見ていなかった場合だけです。顔を上げたら、最後に確かめたときより先へ行っている。

今朝の雪は、戸口の段を越えていました。家の誰も、音を聞いていませんでした。